2009年6月13日土曜日

我田引水?


田植えも終わり、先月数本単位に植えた苗があっという間に10~20本くらいの株に育っている。

この成長力のすごさには本当に驚いてしまう。

大昔の人たちもこの成長力を見て稲作りを思いつき、定住生活が可能になったんだからな。

それ以来、千年以上もこの土地に根付いてきた訳で、稲作文化の歴史に思いを馳せてしまう。

前回、田舎に帰ったときは桜が満開で冬が終わったことを実感していたところなのに、もう初夏の雰囲気となり、畑のそばには野生のタチアオイが元気良く咲いている。



それはそうと、最近は好天続きなので田んぼの水の量も少なくなっている。

昔なら、ここで水争いが起きて大変だったのだけど、現在は、村の共有水栓を使って地下水を汲み上げ、共同溝に沿って自分の田に水を引き込むだけで済むので、本当に楽になったもんだ。

年老いた母も「昔は、大変やったなあ」と地下水の水栓を開きながら、しみじみと言った。



今やっていることは文字通り「我田引水」なのだけど、現在では自己中心に水に固執しなくとも、ちゃんと順番に自分の田に引水できるんだからなあ。

高齢者ばかりの田舎でも何とか農業が続けられるのは、このような便利な仕組みがふんだんに整備されているからとも言える。

しかし、その後は昔からの稲作りを便利にやるということでなく、作った稲の販売まで含めてどのように事業化するか、また自然とどのように共生するライフスタイルを築くかまで考えないと、若者が中心となった新しい田舎暮らしのイメージはできないのだがなあ。。。

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