2008年1月26日土曜日

田舎での勉強会と友達とのおしゃべり


今日は、すごい雪で、自分の車庫から車を出すことができなかった。

雪そのものは大して積もってはいないのだが、車を動かしてもタイヤがスリップして、車庫から道路まで出せないのだ。

そこで、仕方がないので、タクシーでかなり遠い市役所まで行って、研修会に参加した。

この研修会は知人が紹介してくれたもので、東京に本部があり各地から選ばれた生徒がネットワークで参加するという形で開催されている。

今回は2回目の研修会なので、丹波市から参加している他の2名の生徒と少し話をした。

一人は石材屋で、もう一人は木材屋だった。そんで、ボクが情報屋。

この組み合わせだったら、また面白いビジネスができるかも知れないね、と話し合った。

翌日は、大阪にいる丹波出身のY氏がおしゃべりに来てくれたので、これからの人生の遊び方などを3時間もしゃべった。

彼とこんなにしゃべるのは、多分、高校時代以降初めてだろう。

そのお陰で、1つ面白いプランを思いついた。

そのプランをまとめたら、近くの音楽学校に持って行って協力してもらおうっと。

Y氏は、今日中に大阪に帰らないといけないそうなので、ボクも一緒に大阪に行くことにした。

近くの駅から大阪行きの電車は1時間に1本程度で、大阪まで約2時間かかる。

友達一緒にしゃべりながら大阪まで行くと、それほど苦痛は感じないが、通勤できる距離ではないね。

2008年1月21日月曜日

初会:田舎の規約の検討会



毎年、年の始めに村の取り決め事項を協議する「初会」が、村の公民館で開かれる。

協議する項目は、村の行事の執り行い方や、役員の決め方などで、自治会の会合と同じような内容だ。

村の特徴が出ているのは、以前のブログに書いた「宮の当」の役割や、お彼岸や慶弔時の決め事などだ。

村には、古くから伝えられた多くの「しきたり」があるのだが、近年は急速に簡素化する方向に向かっている。

確かに伝統を維持していくのは、村のアイデンティティを保つのに有効なのだが、農業に専念している所謂「専業農家」がどんどん減ってきて、会社に勤める人や、ボクのように都会へ出て行く人が増えると、伝統行事は当然のことながら維持できなくなり、面倒なしきたりを引き継いでいくこともできなくなる。

だから、行事の簡素化は止むを得ない流れだ。

それから、村中で行わなければならない作業がある。主なものは、水路に溜まったゴミや泥を取り除いて田畑に水を正常に流すための「溝さらえ」と秋の間に枯れた草を焼く「草焼き」がある。今年の溝さらえは、田植えが始まる頃の5月11日となった。しかし、草焼きは近年の地球温暖化のせいか、完全に草が枯れなくて昔のように燃えなくなったとのことで、取りやめになった。

今年のトピックスとしては、村の水がめである大池の改修工事がある。山の麓にある大きな池に土砂が蓄積してきたので、水をすべて抜き取って土砂の除去や堤防の改修などを行うのだ。それに伴い、工事用のトラックの村への乗り入れについての取り決めや、水を抜いたときの井戸水の水位への影響、水のストックがなくなるための消防などについて、いろいろな合意が必要なのだ。

都市ならば、こんな工事はすべて行政側で行うのだが、村ではそんな訳にはいかないのだ。

昔は、長老がもっと村の衆をリードしていたんだろうけど、だんだん町のように民主的な合議制になってきた。

まあ、これでいいのだろうと思う。

ただ、この村には、新しい住民が増えたりしているので、すごく過疎化が進んでいる訳ではない。

しかし、普段は会社に勤めていて土日などを利用して農業をやっている人や、ボクのように、普段は都市で生活していて、たまに田舎に帰ってくるという人もいるので、普段の村の作業や役員などを引き受けられない人もいるという難しい問題がある。

これから、高齢化社会が進むので、村の共同作業がますます難しくなるだろうが、定年でUターンしてくる元気な老人も増えてくるのではないだろうか。

2008年1月19日土曜日

田舎の友達、都会の友達


田舎での老後をどのように過ごせばいいか?

今日も高校時代の友人が自宅に訪ねてきてくれて、いろいろとしゃべりあった。

彼は、学校を卒業後、自宅をベースにミシンや電気器具の販売をやっており、完全に生粋の丹波人だ。

その点、ボクは、高校卒業後現在の還暦の年までずっと大阪で暮らしていたので、田舎に出戻り組である。

ボクは「田舎をベースに楽しもうにも、友達がほとんどいないので、寂しいなあ」というと、「わしだって、高校卒業後、近所に住んでいる友達と会ったことなんか、ほとんどないぞ」と言った。

へ~? そうなんだ。彼は、地元で販売した商品をいろいろな家に届けているので、よく友達とも会っていると思ったのになあ。

そこでだ。2人とも同期なんだから60歳だ。ということは、これから老後を楽しまないと人生はあまり残っていないということだ。

ボクは「とりあえず、自分の持つ趣味をベースに、活動の準備をしようぜ。」と言った。

「わしは、音楽の演奏もやってなかったからなあ。」

そういう意味では、高校や大学時代に自分の趣味を作っておかないと、還暦までそのチャンスがないことが多いのだ。当然、卒業後は勤務先の仕事に没頭してしまうので、趣味を生かした仕事に就いたものはいいとして、ほとんどはそんなこととは無関係に仕事をしていたはずだ。

「しかし、腹を割って気軽に話せるのは、やっぱり学生時代の友達だなあ。」

「学生時代には、そんな気持ちで友達作りをしていなかったからなあ。」

まったく。確かに、そのとおりだ。

今頃気がつく恐ろしさ、ってとこだね。

しかし、仕事の間で培った友達はどうかなあ。

ボクは、勤務していたときも多くの人と仲良くなったけど、あまり後続している人がいないなあ。

退職後にお付き合いした人とは、比較的続いているねえ。

一時は、年賀状を一所懸命出していた。元気なころは、千枚近く出していたねえ。

しかし、ネットが好きになってからは、あまり年賀状に凝らなくなってしまった。

代わりにmixiやSkypeでの情報交換が多くなってきたね。

でも、やっぱり、ときどき会って酒を飲んだりしゃべったりしないと、話が濃くならんからなあ。

還暦になって、これまでお会いしていろいろと協力してもらった方々を思い出すと、本当に自分の宝だよね。

2008年1月15日火曜日

猪をネタにして田舎を楽しむ



去年、母親が、「せっかく野菜を作ったのに、猪に一晩で根こそぎ食べられてしまった。もう、野菜作りは止めたいよ」としみじみ言っていた。

それを聞いたボクは「なに?猪のちゃんにやられたって? 何と生意気な獣やなあ。 そんなら、ボクがIT技術を駆使して仕返しをしてあげよう。」と言ってはみたが、コンピュータがいくらがんばっても猪の公には太刀打ちできないよね。

しかし、現場にコンピュータからの命令を実行できるヤツがいればいいのだ。

ようし、それではネットワークの先っぽで動くロボットを作って、猪の公を一網打尽にしてやろう!!

いつも、ボクはしょうもないことにむきになって突進する傾向がある。やっぱり、猪年生まれだもんね。

ボクは、猪と直接向き合って白黒つけるなんてのは絶対ヤだ。そういう下品な行動は好かん。しかし、ITとロボットを使うことにすれば、ボクの冴えた頭脳をもってすれば猪の公に負けるはずはない。

と、粋がってみたものの、何よりも猪の公の生態さえさっぱりわからん。

これは、その方面のプロフェッショナルに聴くに限る、ということで、丹波市の職員の方の紹介で、近くにある兵庫県立森林動物研究センターを訪ねたのだ。

山のふもとにポツンと建っているセンターの玄関を入ると、にっくき猪の公の剥製が置いてあった。

ま、そのうち、ボクが猪の公を片っ端からとっ捕まえて、剥製のヤマを築いてやるから。

センターの職員の方と会って話したら、「あんた、面白いことを考えていますねえ。まず、どうして猪を判別するんですか?」ときた。「人間の子供に打ち込むことはないの?」との突っ込みも。

そこで、ボクは落ち着いて「猪は、人間より体温が高いでしょう? それで、遠隔温度センサーと動きに反応するセンサーなどを使って猪の公であることを見極め、ICチップをプスっと体内に埋め込むのです。」
と、自信がありそうな口調で言った。

すると、「そんな方法で法的に問題ないの?」だって。

ボクは、あわてて「カメラも連動させますから、もって慎重な方法をとる必要があれば、人間がモニターで猪だと確認したときに発射OKボタンを押すこともできますけどね」と答えたが、ネットワークを介してそんな手間をかけていたら、猪の公はとっくに逃げてしまうだろうなあ。

「あの~、こちらの研究者に法的な課題とか、捕獲の方法とか研究されていると思うので、できればそういうことを聴きたいんですけど。」

職員の方が「そんなら、研究員の方にも話しに加わってもらおう」ということになった。

そうすると研究員の先生が「猪の平均寿命はおおよそ2年で、次々と生まれますので、そうとうの数を埋め込まないと役に立たないように思いますね」

「先生は、猪の研究をされえいるんですか?」「私のところでは、今、鹿の大量捕獲の方法を研究しているんですよ。その技術を鹿の捕獲に役立てられませんかねえ。」

鹿野郎も、うちの畑を荒らしているはずだから、ついでに鹿肉料理にして食ってもいいなあ。

「鹿のような動きの固定していない動物には、ICチップを自動的に埋め込むというのは難しいのではないでしょうかねえ。猪だと金網の外側をウロウロしていますもんね」

「ICチップを空気銃のように打ち込むなら、鹿にも使えるんじゃないですか?」

「ま、最初はターゲットを絞って実験して、その結果をみて他の動物にも役立つかどうかを検討したほうが実用的だと思っています。それに、丹波市の方が、鹿の肉は売れないんで、猪より始末に困ると言われていましたけど。。」

「所詮、野生動物は安定供給ができないので、市場の流通に乗りませんからねえ。」

「それなら、鹿肉のとってもうまいレシピを研究したら、もっと積極的に捕獲しようとしますよね。」

そうなんだ。日本ではもともとあまり獣の肉を食べなかったので、うまい食べ方の研究がなされていないんだ。ナマコやクラゲでもおいしく食べているのに、猪や鹿の料理ができないはずはないのだ。

特に田舎のほうでは、近くで取れる野菜だっておいしく食べるレシピを知らないんだから、獣のおいしい食べ方なんか知っているはずがない。

田舎の人は、田舎の特性を十分に活用していない。江戸時代から働くことばかりを学んだというより、働かされた訳で、その成果を存分に活用していたのは武士や裕福な承認だったからだ。

田舎暮らしだけでなく、地方の活性化を推進するためには、地方の魅力を最大限見つけ出して、その資源を都会の奴等以上に活用できなければいけない。要するに、地方に住む人に遊び方を究めるくせをつけなければ、いつになっても魅力的な田舎なんてできないのだ。

2008年1月13日日曜日

今年は何を。。。

年末に、おしゃべりしたいと地元で活躍しているK氏に連絡したら、自宅に来てくれた。

ボクからは、猪ロボットの現状を説明した。

彼は、丹波市で推進している事業の1つとして、地域活性化のために「地域企業家養成研修」というのを慶應義塾大学との連携でネットワークを活用して行うそうで、参加者を求めているとのこと。

田舎でも本格的な勉強ができる機会ができたんだな、と感心していたが、実際にどれほど効果があるのか、体験してみようと言うことになった。

ボクがやりたい事業がいくつかあるけれど、実際の現場で役に立つシステムでないと事業にならない。

そこで、今回の研修への参加がボクの事業に役立つかもしれないし、地元の人たちとの交流が図れる可能性もあるので、参加してみることにした。

父が寝たきりで母が高齢なので、定期的に丹波に居なければならないので、スクーリングの日程に合わせて行動すればいいだけで、あまり障害はないな。

ただ、ボク自身は目下リハビリ中なので、過度のストレスが溜まらないように行動しないとね。

2008年1月6日日曜日

正月は、まず村の衆との挨拶から



昔は、氏神の神社で響く除夜の鐘とともに、神社に詣で、鐘を鳴らして帰宅したものだ。
最近は、寒い深夜に氏神に詣でるのが面倒になったのか、そういう風習もなくなってきた。

そのため、元旦の朝の仕事は、檀家として寺へのご挨拶からはじまる。
ボクの家は隣村にある少林禅寺という寺の檀家で、住職に挨拶に行くのだ。
いつも、優しく世間話をしてくれる住職さんに挨拶して、おこの奥さんからお札をいただいて帰る。

すぐに村の公民館に集まって、村の衆とお正月の挨拶。
例の宮の当の担当の家が、集まった人にお神酒とつまみを配って乾杯する。

毎年、焚き火を囲んで、三々五々お互いに挨拶をしながら雑談をする。
こうして、村の衆との今年最初の契りが始まるのだ。

最後に、村の発展を祝って万歳三唱をする。
とにかく、今年は暖かくて、のぞかな正月でよかったね。

自宅に帰って、ゆっくり雑煮と御節をいただく。
で、この辺りの雑煮は、丸もちを白味噌で煮たもので、他に何も加えない。
大阪の方では、野菜などをいろいろと加えるんだけどね。

田舎は野菜が豊富なのに、なぜ加えないんだろう。
雑煮というくらいだから、やはり大阪スタイルがノーマルだと思うよ。